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●空き家をはじめとする地域資源の利活用を推進します。この問題は、庁内の関係部門が連携し取り組む必要があるばかりでなく、官民の連携も不可欠であることから、空き家相談窓口とともに、新たに「（仮称）空き家等活用懇談会」を発足させ、官民一丸となった取り組みを検討します。
●商店街周辺環境を整えるため、商店街装飾灯のＬＥＤ化や街路の段差解消など、施設環境の改善に取り組みます。
●買い物客の短時間駐車に対応した自転車駐車場の整備に課題があるため、放置自転車の多い商店街に対する買い物客用自転車駐輪場の整備支援を検討します。
●地域の個性や潤いのある生活環境と密接に関わる「景観まちづくり」を推進するため、景観計画を見直します。
●バブル時代を思い起こさせるような時代錯誤の「荻窪駅前再開発」の構想（平成２２年以降の現区長の発見・公約）は見直します。うるおいのある魅力的な住宅都市としての価値を高めるため、建物の「絶対高さ制限」を導入するとともに、住宅地において敷地面積の最低限度を強化（極端な細分化を防止）するなど、住環境の改善を進めます。
●住生活環境の向上を図るため、「建築物の建築に係る住環境への配慮等に関する指導要綱」を条例に発展させます。
●ＰＭ２.５や放射性物質など新しい課題への対応を進め、重要な情報は迅速に情報提供を行っていきます。
●スモークフリー・オリンピックの趣旨を踏まえ、公共空間における受動喫煙対策を段階的に強化するものとします。
●杉並区スポーツ推進計画の着実な推進を図るとともに、オリンピック後を視野に置いた取り組みを進めます。総合型地域スポーツクラブ（区民が自主的主体的に運営する多世代・多種総合型地域スポーツクラブ）の設立を支援していきます。
●区内の道路は歩道も車道も狭く、ただちに自転車道を整備できる状況にはありませんが、比較的道幅が広い都道・国道において、自転車道の設置が進むよう関係機関に働きかけを行います。
●都市住民のニーズに応える新しいタイプの公園づくりを検討していきます。たとえば、大きな公園にカフェを誘致し、公園全体の維持管理を含めて委ねるなど、より洗練された公園づくり・新しい公園管理のあり方を検討します。
●潤いと安らぎのある水辺空間の再生・創出を図るため、善福寺川「水鳥の棲む水辺」創出事業の取り組みを大切にしていきます。体験型農園を発展させた農業公園の整備を進めるとともに、生物の多様性に配慮した公園づくりを検討します。
●災害に強いまちづくりを推進します。改正災害対策基本法に基づき創設された「地区防災計画」の策定や、計画提案などの支援のあり方を検討し、それらを杉並区地域防災計画に反映させていきます。
●震災時に備え、井戸の水質調査を実施し、地下水の実態把握に努めます。
今後の公園整備は、木造密集地域を最優先とします。これまでの都区の用地買収は計画性に乏しいものでした。都市計画決定から５０年以上放置されていたものがあった一方で、それまで都市計画公園の指定をしていなかった土地を突然買収するといったこともありました。行き当たりばったりの買収と言われても仕方がなく、その結果、火災危険度の高い木造密集地域における公園整備は思うように進みませんでした。今後は優先順位をより明確化し、地域偏在を考慮した公園整備に改めるものとします。
●治水対策を促進するため、区としても雨水貯留浸透施設の整備を進めるとともに、必要な舗装・路面改良を進めていきます。民間の建築や開発行為についても指導を行い、雨水流出抑制施設の設置を誘導します。
●ヒートアイランド現象の緩和を図るため、区立施設の緑化を進めます。道路表面温度を低減させるため、歩道の緑化や保水性舗装などの整備を進めます。また、民有地においても快適な都市環境の創出が進むよう協力を求めるとともに、適正な緑化指導を行います。
●低炭素・循環型都市づくりの必要性を認識するとともに、杉並区地域エネルギービジョンの着実な推進を図ります。
●区立施設における再生可能エネルギーの利用拡大を図るとともに、新電力の導入を促進します。区民出資による再生可能エネルギー整備の仕組みづくりを検討します。
●家庭ごみの戸別収集は、清掃工場建替えの影響などから、区単独での実施は困難な状況ですが、高齢化の深化を踏まえ、将来における実施可能性について検討を進めます。
●ごみ減量を進めるため、再資源化を促進します。希少金属の有効活⽤を図る⼩型家電の回収拠点を増やすほか、資源化施設の確保にむけた検討などを進めていきます。
●家庭で不用となった園芸土は、廃棄物処理法における廃棄物に該当しないため、現在、行き場を失っています。この不用園芸土について再生目的の回収を行うことを検討するとともに、再生した園芸土を区民等に還元する方法について検討します。
●杉並はペット飼育の盛んな都市であり、犬の飼育頭数だけでも２万頭を超えています。人間と動物との共生を図るとともに殺処分や野良猫を減らすため、適正飼育の啓発を強化します。杉並区内に存在しないドッグランの整備可能性などを含め、成熟した住宅都市のあり方を検討します。
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杉並区長候補（無所属）堀部 やすし |
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