杉並区議会議員(無所属) 堀部やすし最前線2003/3
差異はどこに? |
|||||||||||
多選自粛条例について検討すべき論点は、すでにホームページ上にアップしているところです。ぜひご覧いただき、ご意見をお寄せいただければ幸いに存じます。(→ 【論点整理】 区長の多選制限(自粛)条例を考える ) これが「法律」による規制であれば、何ら問題ないと思いますし、大賛成なのですが、「条例」による制約となると「現行法制との兼ね合い」という意味で、判断が非常に悩ましく、私もいまだ結論が出せないでいます。法治国家である以上、法の趣旨を無視することもできないからです。 このような中、昨年提出されていたこの条例案が、審議の途中で突然取り下げられるという事件が発生しました。そして、その後、再び新たな文章構成による同名・同内容の条例案が提出されてきました。 以下に条例案の新旧を対照できるように全文を掲載しますが、ご覧いただければお分かりいただけると思いますが、驚くべきことに双方の案文は文章構成こそ変われど、内容はまったく同じと言っても過言ではないのです。 なぜ、このようなことになったのでしょうか。 一説に、さまざまな政治的取引の過程で、一部の反対派が急に賛成に回ることにしたからであるという見方あります。 ただ、旧条例案文については、すでに多くの議員が批判をしてしまっている関係から、それをそのまま認めるのはちょっと・・・ということから文章構成を換え、新条例として出し直されることになったとする説です。 たしかに、この条例は、このままでは審議未了で廃案になってしまう可能性もありました。これで可決に向かって大きく動き出したと囁かれています。 真偽のほどは、以下の新旧条例案文をご確認の上、ご判断いただければと思います。 |
|||||||||||
多選自粛条例案の新旧比較 | |||||||||||
|
|||||||||||
投票掲示板 「多選自粛条例」に賛成?反対? へ |
ご意見、ご感想はこちらまで |