杉並区議会議員(無所属) 堀部やすし最前線 | No.15 |
まず、異議申立書を提出。 |
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突然のパソコン故障で、掲載(情報の更新)が遅れてすみません。書きたいことは山のようにあるのですが、取り急ぎ、この件について掲載します。 さて、先日、次の文書を区役所に提出しました。 |
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先日の区民生活委員会。その話題の一つは、先週このページでもお知らせした『平成10年度杉並区広域商業診断報告書』についてでした。いくつもの疑問があり、私は独自に調査し、別途東京都から入手した資料等をもって審議に臨みました。 もちろん、私は、詳細に検討するために、杉並区にも、関連する全文書を請求し、調査してみました(杉並区には、ちゃんと情報公開条例があり、手続きに沿って希望すれば、個人のプライバシーに関わる部分以外すべての行政文書を閲覧・複写することができます)。 ところが、杉並区が提出してきたものは、どうみても「全文書」ではなかったのです。全文書を公開すると決定したのに、全文書が公開されなかった・・・明白な文書隠しであり、完全な情報公開条例違反です(他の自治体の事例からも、行政は、都合の悪い文書を隠したがる傾向にあります。問題の詳細は後日改めて掲載します)。 こちらが有意義な議論をしたいと思って調査をしても、その前提となる「情報の共有」ができないというのでは、お話になりません。だいたい、行政の公文書は、役人の専有物ではなく、区民全員のものなのです。 一言も謝らない お役人さま とはいえ、最初から騒ぎ立てても、かわいそうだと思いましたので、私は、先日の委員会で確認をとってから役所側の対応を待ってみることにしました。ところが、驚いたことに、役人はまるで矛盾を感じていないのか、区からは特に改善の申し出は、ありませんでした。 それでも私は議会の後、対応を待ちました。毎度のことのようですが・・・役所というのは、議会で指摘したことでさえ、こちらから積極的に働きかけをしていかなければ、前向きな反応が返ってこないというところのようなのです。異議申立は、法律にも60日以内に行うように定められており、ダラダラしていて申立できなくなった挙げ句、「なぁなぁ」にされ、もみ消されてはタマりません。そこで、私は上記の「異議申立書」を20日の夕刻に提出しました。 ところが、役所側は、どういうわけか、ずいぶんご立腹のようです。今日は状況を聞こうと区政情報室の担当者に電話をしたのですが・・・担当の区政情報主査は、区民の代表をバカにしているのか、こちらに喰ってかかってくるような態度(本性?)をあらわにしてくる始末で、謙虚な態度は微塵もありませんでした。まるで異議申立をしてはいけないかのような態度なのです(余計な仕事を増やしやがって・・・という態度がミエミエ)。私にすら、そのような居丈高な態度をとるのですから、要領を得ないごくふつうの区民の方々(情報弱者)に対しては、日ごろもっとひどい態度で接していらっしゃるのかもしれません。だいたい、区の落ち度が明らかであるにもかかわらず、いいトシをした大人が一言も謝れないというのはお役人さまの「プライド」なのでしょうか? このほか、この問題に関係する所管課長からは、「異議申立書を取り下げていただけませんでしょうか?」との申し出がありました。しかし、すべての情報が出てこなかったのは、変えようもない事実な訳ですから、私は、この問題を「なぁなぁ」にしてはならないと思いも新たにしているところです。そもそも、民間人をナメて情報を隠すというのは、とんでもないことです。私の場合は、まだ多少なりとも発言の機会が保障されていますが、これが、ごくふつうの区民の方の場合は、必ずしもそうとはいえないわけで・・・ こんなことを放置しておいては、役人は後々また同じことを繰り返さないとも限りません。行政を知るためには、情報公開は不可欠であり、改めて「情報はしっかり公開しなければならない」ということをハッキリさせておかなければと思っています。 また変化があり次第、このページで続報をお伝えする予定です。 |
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