杉並区議会議員(無所属) 堀部やすし最前線 No.1 |
予想外の上位当選 |
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当選しました。ご支援くださったみなさんに良い報告をすることができて、ホッとしています。もちろん、この先の困難を考えると、喜んでばかりもいられませんが、全力で取り組んでいきますので、これからも、ご支援よろしくお願いします。 いよいよ21世紀。地方自治のあり方も大きく変化していきます。介護保険のスタートや都区制度改革など、来年からは23区のあり方も大きく変わります。地域自治体の失政のツケは、これまで以上に直接、私たちに跳ね返ってくることになるでしょう。 これからは、お役人や議員のあり方だけでなく、「市民」のあり方も問われる時代となるはずです。これから私が直面する問題は、何も私だけの問題というわけではなく、みなさん一人ひとりにも、大きく関わってくる問題です。「期待してますよ」「がんばってください」「陰ながら応援しています」とよく言われますが、私ひとりが頑張ってみても、どうにもなりません。多くの人が、ご自分の飯の種以外のことにも、責任を全うしてくださるようになれば、私の役目(議員の役目)は終わりになるのです。役人や議員の数を減らすためには、社会意識の高い多くの市民が、もっと責任を担い、その自覚を持っていく必要があるはずです。 ご期待に添うことができるよう、私も全力で活動します。ですから、私が今後直面する問題をどうか他人事と思わず、ご自分の問題として、考えてください。そのために、今後もこのホームページを積極的に活用していきたいと思います。これからも、ご愛読よろしくお願いします! それにしても、私の予想外の上位当選は、大激震のネタとなって、東西を駆けめぐることになりました。 私の当選は、新党ブームに乗っての当選でもなければ、地盤を受け継いだ当選でもありません。ましてや20代・30代の候補者が乱立した今回の選挙は、若さも全く武器にならない選挙でした。むしろ、状況は、「女性ブーム」で、杉並では当選者の3割が女性となりました(全国的にも主婦の方やミスコン出身者が続々と当選したということがニュースになったように、ひときわ女性の進出が目立ちました)。どうやら、私のような「男性で生粋の無党派・無組織・無所属・新人」が当選するというのは、全国的にも非常に少なかったようなのです。 そんなわけで、「組織もないのになぜだ!」に始まって、「何か有力な名簿をもっていたのではないか?」、「どこそこの票の切り崩しに成功したのではないか?」とまぁ、あることないことを勝手に言ってくる人もいました。きっと陰では、もっと勝手なことを言っている人もいるのかもしれないですね。それにしても、組織や有力な支持者名簿があったら、こっちが見てみたいものです(笑)。 さて、私は今後の任期中も、これまでと同様に一貫した姿勢で活動していきます。私にはバックに政党も圧力団体もありませんし、今後も前例主義に左右されずに活動していきます。そのため、私は一人での活動を余儀なくされますので、力を動かすことのできる議員にはなれませんが、逆に「力を監視する議員」としては最適だと思っています。政治を変えるのは、政治家だけの仕事ではありません。当選者の名は「堀部やすし」ですが、これは、あくまで仮の名で、この名は、意識ある無党派の有権者の代名詞に過ぎないものだと思っています。活動をより良いものにしていくためにも、みなさんからの情報をお待ちしています。 公正な政治は、品位と節度ある姿勢から ところで、私は、政治家の御用聞き活動そのものは否定しませんが、政治家が御用聞きに精を出しすぎるあまり、議員と行政との癒着が深まっている現状をみると、なにか腑に落ちないものを感じています。 残念ながら、心ない有権者のなかには、議員は利用するものであると割り切っている方もいらっしゃるようです。そのためか、議員が交通違反のモミ消しや、就職の口利きをするという話はよくあるそうで、これが国会議員ともなると、大学の留年を取り消してくれという依頼まであるといいます。政治家は落選が怖いですから、有権者の突き上げには弱く、そうした理不尽な御用聞きにも抵抗できなくなっていくようです。 すでに、私のところにも、物品を買ってくれというお願いが寄せられましたが、しかし、議員にそうした「個人的な利益」を求めてくるのは、お門違いというものです。そもそも「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」わけで(憲法15条)、私は、その姿勢を守っていきたいと思っています。 そんな意味でも、私は、慶弔の場を借りた売名行為は慎みたいと思っています。すべての有権者の慶弔に参加できない以上は、披露宴への出席は控え、また、お葬式についても、香典ではなく、お線香にて弔問することにします(同様に、選挙区内においては、売名目的の電報も控えさせていただきます)。神聖な儀式を使って売名に励むのは、実に下品なことです。公正な政治は、品位と節度ある姿勢から始まるものだと確信しています。反発もあるかと思いますが、どうかご理解ください。 |
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