●バブル時代を思い起こさせるような時代錯誤の「荻窪駅前再開発」の構想(平成22年以降の田中区長の発言・公約)は見直しを。 うるおいのある魅力的な住宅都市としての価値を高めていくため、建物の「絶対高さ制限」を導入するとともに、住宅地においても「敷地面積の最低限度を強化(極端な細分化を防止)」するなど、住環境の改善をめざします。 ●住生活環境の向上を図るため、「建築物の建築に係る住環境への配慮等に関する指導要綱」は、条例への発展をめざします。地域の個性や潤いのある生活環境と密接に関わる景観まちづくりを推進するため、景観条例/景観計画の見直しを求めます。 ●「空き家」等対策特措法の施行により、空き家対策は新たなステージに。本法により、杉並区も、空き家等の活用促進に取り組まなければなりません。空き家をはじめとする地域資源の活用を推進するための計画策定を促します。 また、この問題は、庁内の関係部門が連携し取り組む必要があるばかりでなく、官民の連携も不可欠であることから、空き家相談窓口とともに空き家対策に関する協議会を発足させ、官民一丸となった取り組みを加速させるよう主張します。 ●スモークフリー・オリンピックの趣旨を踏まえ、公共空間における受動喫煙対策を段階的に強化していくよう求めます。 ●商店街の活性化は、行政の力で達成できるような性格のものではありませんが、放置自転車対策など周辺環境の整備は不可欠な対応というべきです。 たとえば、買い物客の短時間駐輪に対応した自転車駐輪場・バイク駐車場の整備になどには大きな課題があり、改善が必要です。買い物客用自転車駐輪場等の整備支援、装飾灯のLED化、街路の段差解消など、周辺環境について改善できるよう取組を推進していきます。 ●災害に強いまちづくりを推進します。改正災害対策基本法に基づき創設された「地区防災計画」の策定や、計画提案などの支援のあり方を検討し、それらを杉並区地域防災計画に反映させるよう求めます。 ●狭あい道路(幅4m未満の道路)の拡幅整備を加速定着させるため、杉並区は、区長の諮問機関において、新たに強制力を持った新条例の制定を検討するようになっています。 今後、憲法上の課題を含め、議会でも検討が必要となりますので、そのリーガルリスクを踏まえ、十分な検討を行い判断するものとします。なお、本来、これは建築基準法を改正し対応することが筋であり、判断はその動向を踏まえて行うものとします。 ●災害に備え、地下水の実態把握に努めるよう要請します。 ●今後の公園整備は、木造密集地域を最優先としなければなりません。 これまでの都区の用地買収は計画性に乏しいものでした。都市計画決定から50年以上放置されていたものがあった一方で、それまで都市計画公園の指定をしていなかった土地を突然買収するといったこともありました。 行き当たりばったりの買収と言われても仕方がなく、その結果、火災危険度の高い木造密集地域における公園整備は思うように進みませんでした。今後は優先順位をより明確化し、地域偏在を考慮した公園整備に改めるよう主張します。 ●都市住民のニーズに応える新しいタイプの公園づくりを検討していきます。たとえば、大きな公園にカフェを誘致し、公園全体の維持管理を含めて委ねるなど、より洗練された公園づくり・新しい公園管理のあり方を検討します。 ●「オリンピック後」を視野に置いた取り組みを重視する観点から、杉並区スポーツ推進計画の施策展開を求めます。一過性の取り組みに終わらないような総合型地域スポーツクラブ(区民が自主的主体的に運営する多世代・多種総合型地域スポーツクラブ)の設立支援を支持します。 ●治水対策を促進するため、区としても雨水貯留浸透施設の整備を進めるとともに、合理的に必要な舗装・路面改良を推進していきます。民間の建築や開発行為についても指導を行い、雨水流出抑制施設の設置を誘導するよう求めます。 ●低炭素・循環型都市づくりの必要性を認識するとともに、杉並区地域エネルギービジョンの着実な実現をめざします。区立施設における再生可能エネルギーの利用拡大を図るとともに、新電力からの電力供給を拡大するなど、電力調達の多様化を推進します。 ●ヒートアイランド現象の緩和を図るため、区立施設の緑化を。道路表面温度を低減させるため、歩道の緑化や保水性舗装などの整備を推進します。また、民有地においても快適な都市環境の創出が進むよう協力を求めるとともに、適正な緑化指導を行うよう求めます。 ●潤いと安らぎのある水辺空間の再生・創出を図るため、善福寺川「水鳥の棲む水辺」創出事業の取り組みを大切にしていきます。体験型農園を発展させた農業公園の整備を進めるとともに、生物の多様性に配慮した公園づくりを求めていきます。 ●区民の安全・安心を確保するため、PM2.5や放射性物質など新しい課題への対応を進めるとともに、重要情報の迅速な提供を求めます。 ●家庭ごみの戸別収集は、杉並清掃工場建替えの影響から、しばらく実施困難といえる状況にありますが、高齢化の進化を踏まえ、その実施を念頭においた検討を進めます。 ●ごみ減量を進めるため、再資源化を促進します。希少金属の有効活用を図る小型家電の回収拠点を増やすよう促すほか、資源化施設のあり方について検討を深めていきます。 ●家庭で不用となった園芸土は、廃棄物処理法における廃棄物に該当しないため、現在、行き場を失っています。この不用園芸土について再生目的の回収を行うことを検討するとともに、再生した園芸土を区民等に還元する方法について研究します。 ●杉並はペット飼育の盛んな都市であり、犬の飼育頭数だけでも2万頭を超えています。人間と動物との共生を図るとともに殺処分や野良猫を減らすため、適正飼育の啓発強化を主張します。杉並区内に存在しないドッグランの整備可能性などを含め、成熟した住宅都市のあり方を検討します。 |
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