「新しい杉並」始動？／田中良新区長就任の挨拶から
	平成22年（2010年）７月25日

	山田宏前区長が任期途中で退職されたため、７月11日（日）に杉並区長選挙が執行されました。翌日開票の結果、田中良前東京都議会議長（民主党・社民党推薦）が当選しています。 　これを受けて、7月30日に当選後初となる本会議が招集されます。しかし、今回は、新区長による正式な所信表明演説は予定されていません。（今回の主な議題は、欠員となっている教育委員２名の任命に関する審議） 　さて、選挙後、杉並区議会では、新たな統一会派が結成されています（新しい杉並／民主党議員を幹事長とする最大会派で、民主党・自民党・社民党議員などが参加）。杉並区長選で対立していた自民党と民主党･社民党が手を組む形になったため、今後の区政について、現在さまざまな憶測が流れています。 　この会派の名称が、新区長の選挙中のキャッチフレーズと全く同じ（「新しい杉並」）であることが気になるところですが、そのことの持つ意味は、９月冒頭に予定されている所信表明演説・代表質問等を待つしかありません。 　ここでは新区長就任時の区長挨拶を紹介します。わずかではありますが、区政の今後を占うことができそうです。

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